S36.5.10札幌市で産声をあげる。
幼少時代は日高山脈のふもと、日高町にて大自然に抱かれ、野性味あふれる月日を過ごす。
その後、札幌に移住。札幌市立旭丘高等学校、藤女子短期大学英文科卒。学生時代にもともと好きであった料理への関心が高まる。その後某損保会社に勤務。OL時代を食の世界への資金作りに奔走。
大坂あべの辻調理師専門学校へ。仏料理店「エプバンタイユ」で働きながら貧乏下宿生活。
東京代官山シェリュイに勤務。仏料理のすごさに度々、度肝を抜かれる。皿洗い、サービスのかたわらデザートを担当する。帰札し 、「ラ・ポムベール」「ル・パニエ」に勤務。(休日などはフランス菓子シエムで研修させていただく)
色々な方に出逢い、刺激を受け菓子作りのおもしろさに傾倒する。
平成7年、結婚後待望の女児出産。(人生第一希望)
本来、結婚や出産で膨大なエネルギーを使い果たすものであるが、何かが降臨したかのごとくパワー全開絶頂となり、乳飲み子を抱えての開店準備へ。平成9年3月、ついに人生第二希望である自分の店「エリソン」を開店する。
西岡の方々に親しまれ、15年。その10坪の店舗は色んなことがくりひろげられる小宇宙。たくさんの「出会い」と「学び」の中から、いろいろな菓子がうまれる。年を重ね、エネルギーがかれたと思いきや、少し広い石山の新店舗での夢に思いをはせる。
来店してくださる方が、ほっとしてたのしめる空間になることを目指して、一歩ずつ新たなスタートをきる。
夫・高山典久氏は山岳ガイドとして独立。ホームページはこちら!山岳ガイド「高山」
人が一生を生きる中でたのしいことや恋をしたりする一方で、苦しい事があったり悲しい事があったりして「人」は深みをましていきます。
そんなとき、口にする料理や菓子の味覚は、まるで音楽のように心からほっとしたり時には大胆に驚きを感じたり、心のひだにそっと入り込む記憶に残るものだったりします。それらの味覚の中の深みや幅をこまやかに表現できるひとつの方法が「仏菓子」ではないかと思います。ちいさな形にこめられたそんな思いを、皆様にお伝えしたく、今日も菓子をつくっております。
いつもお世話になっている方々と、これから出会う皆様へ愛と感謝をこめて。
●湯浅氏(サンケイ建匠株式会社・代表取締役)→エリソンの建物
建築はもちろんのこと、それに至る土地探しから融資、資金計画において多いに尽力して下さる。社則の「人を大切にしよう」を裏付けるように困難をプラスに導いて下さる能力は秀逸。鉄アレイで鍛えた自慢のボディとユーモアセンスと繊細な心の持ち主。オーケストラの指揮者のごとくまわりを見渡す細やかな気遣いは、高山も多いに学ばせて頂く。
●塚本氏・高瀬さん(ティーサイズ)→建築デザイン
建築デザインの膨大で細やかなお仕事の大変さを感じさせない笑顔の裏に、ハングリーさがあり、独特の瞬発力と感性で、必殺管理人のごとくシンプルに図面をまとめて下さる。助手の高瀬さんは「静」の雰囲気の中にかわいらしさと芯の強さあり、高山も応援する女性建築家の卵です。
●清水しおりさん(陶芸家)→店内のオブジェ、皿、コップ、床の豆、陶板など・・・
いつも明るい笑顔とパワーでまわりの人たちを魅きつける一方、偽りのない真摯な目でものをみつめ、時々降臨するひらめきと積み重ねの上、造形と線画で自己表現をくりかえす。2児の男の子の母。
高山がパワーと刺激を頂いている長年の友人。
どうぞ彼女の作品をたのしんで下さい!
●キンプロ〜Kinproさん〜(イラストレーター)→エリソンのニューロゴデザイン&壁絵
ヨーロッパでの絵本画デザインにとりくむなど、数多いワールドワイドなお仕事や、震災復興のためのイベント、短編映画のためのポスター、子どもたちとのワークショップなど多岐にわたる活動。おだやかな優しい口調とは裏腹に力強い表現。光には影があって映えるもの・・・。かわいいデザインの中に現実をうけとめる強さと優しさが共存。
ハリネズミ・自然・ハーブガーデンの包装紙、ぜひみにきて下さい!
●東城氏(東城会計事務所・代表)→エリソン会計業務
10年程前より、ずっとエリソンの収支の面倒をみて頂いております。顧客に誠意を尽くす精神は、いつも敬服するばかりです。また、エリソンを「会社」に導いて下さいました。新エリソンの土地の相談をしたところ、いちもくさんに見に来て下さり、一番にニコニコ賛同して下さったのは東城さんでした。これからもよろしくお願い致します。
株式会社 エリソン 代表取締役 高山 睦美
住所 札幌市南区石山1条6丁目7-16
電話番号 011-592-8833
営業時間 10:30-17:30
定休日 月曜日、火曜日
祝日の場合は変更あり